父亡き後に大腸がんを患って闘病していた母がなくなりました。

母が亡くなってから後悔していることがあります。
それは、母の悲しみに寄り添ってあげられなかったことです。

母が大腸がんを発症した時、私は下の娘が生まれたばかりの状態で育児や家事が忙しくて、毎日が精一杯で母の気持ちまで考えてあげる余裕がありませんでした。
夫を亡くしてすぐに自分も病気になってしまったこと、目の前にちらつく死という恐怖など不安な気持ちでいっぱいだったのでしょうが、それをわかっていても聞いてあげることがあまりできませんでした。
私も自分の家族のことで大変だったので、正直なところ母まで自分の負担になるのが嫌だったのかもしれません。
亡くなった後に、母の遺品を片付けていたところ「日記帳」が出てきました。
そこには、毎日、押し寄せてくる不安と戦いながらも前向きに生きていこうとする母の姿が書かれていたのです。

「自分一人で何とかするしかない」と思っていたのでしょう。
癌の痛みを訴える母に対しても「気持ちの問題もあるから頑張って」と無責任なことを言ったり、
自宅で調子が悪くなり点滴をしている際に「点滴が終わったら抜いてくれないかな?」という電話に対して「今は忙しいから無理。自分でやれないの?」と冷たい対応をしてしまいました。
今思うと、私自身も、弱っていく母を受け止められなかったのかもしれません。

父がなくなり、これで母を亡くしてしまったら、一人っ子の私はどうしていいのかわからなかったのです。
現実を見たくなくて、母にそっけない態度をとってしまいました。
「もっと優しくしてあげればよかった」と亡くなってから思うことがあります。

祖父に孫、ひ孫の顔を見せられなかったのが凄く残念

私昨年祖父が亡くなりました。
私は遠くに嫁いだのでなかなか祖父には会えませんでした。
病気が分かり、お見舞いに行くことはありましたが、頻繁には会えませんでした。

今になってはもっと頻繁に帰って、孫、ひ孫の顔を見せてあげてればと悔やむことがあります。
祖父は子どもが大好きだったので、訪ねるととても喜んでいました。
しかし、もう会うこともできません。
最後の弱り果てた顔や体を見ても何も声をかけられずにいて、未だに悔いが残ります。

毎日悲しみに暮れていました。
そしてその後、私のお腹に赤ちゃんがいることが分かり、祖父の生まれ変わりなのかと思いました。
その前に、流産もしていたので、妊娠したことはとても嬉しかったです。
しかし、祖父に見せられないのがとても残念でした。

孫、ひ孫のほとんどが女の子で、男の子は3人しかいませんでしたので、男の子は貴重でした。
そして、赤ちゃんの性別がわかったのです。
男の子でした。奇跡かと思いました。
祖父が生きていれば、さぞ喜んでくれたでしょう。

生まれてくる赤ちゃんの顔が祖父に似ているのではないかと楽しみでした。
そして、今年産まれました。眉毛が祖父そっくりで、本当に祖父の生まれ変わりじゃないのかと思いました。祖父がそばにいるようで、なんだが嬉しいです。祖父の顔を忘れることもありません。
今年、一周忌だったので、お参りに行き無事に報告できました。遅くなりましたが、報告できて良かったです。祖父が喜んでる姿が目に浮かびます。
祖父が私たちを可愛がってくれたことを忘れずに、私も子どもを大事にしようと思いました。